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31字で自由になる

by さえり

最近、自由に綴る習慣が減ってきたので短歌らしきものを詠んでいる。5・7・5・7・7。31字の制約があることで自由に言葉を綴れる瞬間がある。フィクションであれノンフィスクションであれ、自分の描きたいものを描くために、31字はとても有効だ。それに「形式」に当てはめることで初めて言えることがある。またはよそもののように描けることも。


ふつう、制約があると人は不自由を感じる。「もっと自由にしたい」と言う。制約を憎く見つめ「これさえなければ」と思う。
けれど、なにも制約がないと人は不安になる。


「好きにしていいんだよ」
「思いっきり好きなことをしてごらん」


そう言われると途端に戸惑って、そう言われると途端に居心地が悪くなって。
そんなにしたいこともない。そこまで言いたいことなんてない。と立ち止まって多すぎる自由を持て余す。わたしも、時に「縛られればもっと幸せでいられるのに」と思う。

結局、適度な「制約」が人を自由にするのだろう。この枠さえ守っていればいいのだと思うと安心してのびのびとしていられるのだ。また「守っている」ことで役割を果たしているような安心感も。

好きに書いていいんだよ、と言われてわたしは31字を選んでいる。その制約がわたしにとってはあまりに自由で、居心地がいい。

普段はインスタでアップしているので、ぜひ。https://www.instagram.com/n908sa/

31字の制約の中で描きたいを描く作業。制約のなかに自由があると感じる瞬間。

インスタ:https://www.instagram.com/n908sa/



さえり
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